大同メタル工業は25日から27日まで東京ビッグサイトで開催の「第2回国際水素・燃料電池展」に、燃料電池自動車キットを展示しているが、それがおじさんたちの間で人気を呼んでいる。
いつもその周りにはおじさんたちが集まり、同社関係者を捕まえては話を聞いている。そして、実際にそれを動かしながら説明を行っていた。
この燃料電池自動車キットは、組み立て可能な燃料電池(PFC-ED2)とミニカーをセットにしたもので、燃料電池の構造がよくわかるようになっている。
そもそもこれは2002年に経済産業省資源エネルギー庁に委託されて作ったキットで、できあがった2500個を全国の小学校に教材として配ったそうだ。いまでも根強い人気があり、「年間500−600台売れている」と同社関係者。
2リットルの水素ガス管で50−70回動かすことができ、1回につき20−30m動く。そして肝心の値段は2万790円(税・送料込み)。燃料電池のことを勉強したいのなら、これはもってこいかもしれない。