iPod をよりスピーディに快適に楽しむ---アルパイン

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昨年の『iPod nano』の発売により人気を一段と高めているiPod。アルパインは13日より開催した東京オートサロンにおいて、iPodをよりスピーディに快適に楽しめるCDレシーバー・2モデルとDVDレシーバー・1モデルを新たにラインナップした。

CDヘッドユニットが『CDA-9857Ji』と『CDA-9856Ji』の2モデル、DVDヘッドユニットが『DVA-9861Ji』。2月上旬より順次販売する。

最大のポイントは、CDレシーバーとしては初めて、iPodと付属ケーブル1本でダイレクトに接続可能としていること。5日より北米で開催された家電・コンピューター関連製品見本市「2006 International CES」で先行発表されたモデルの日本バージョンで、接続ケーブルを付属しているのがCES仕様と異なっている。

「Full Speed Connection cable」でダイレクト接続することによって実現したのはデータ転送速度の大幅アップである。通信速度が従来の9200bpsから1万9800bpsへと2倍以上にアップし、iPod接続時の表示や操作を機能実行などの応答性は格段に良くなった。

新たに採用したポップアップ式のロータリーボリュームはiPodのコントローラーとしても機能しており、これがiPod自身の操作系にならって動作するようになっている。つまり、普段使っているiPodとそう大きく違わない操作環境で、車載器からiPodをコントロールして楽しめるようになっているのだ。

ただ、「Enter」は別ボタンを押すことになり、慣れないと戸惑いを感じる。ボリュームにその機能を持たせた場合、ボリューム自体が本体より出っ張る形となり、車種によってはインパネと干渉してしまうこともあり得えたからだという。

それと、見逃せないのが「ダイレクトサーチ」機能だ。これは、iPodに収録した膨大な数の収録データを6分割し、プレイリスト/アーティスト名/アルバム名/曲名を素早く検索できるというもの。

たとえば、600曲のプレイリストから「SONG」で選ぶ場合、ディスプレイ下の「1」−「6」のボタンを押すことで、「2」を押せば101曲目から、「5」を押せば501曲目から再生が始まるといった具合。これまでなら、聴きたい曲を順番にサーチする必要があっただけに、操作性は大幅に高まったと言えるだろう。

音質的にも徹底的な追求が行われている模様で、アルパイン独自の回路技術「S.T.A.R.サーキット」やフラッグシップモデル「AlpineF#1Status」の設計思想に基づいて、細部まで音質を徹底追求した「Micro Dynamicsアンプ」を搭載。さらに圧縮された音源に効果的な音質補正技術「BBE」を搭載し、iPodのサウンドをより高音質で楽しめるものとなっている。

同時にiPod nano専用ホルダーも発表され、車載のシガーソケットに接続してiPod nanoが固定できる。本体側面部にはブルーのLEDガイドを装備しており、車内空間の演出にも一役買う。ホワイトモデル『KTX-700iW』、ブラックモデル『KTX-700iB』、価格は4980円で、3月より発売。

《会田肇》

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