名古屋高速道路公社は、名古屋高速で使用される回数通行券の販売終了と、同公社独自のETC特別割引の廃止を決定した。
回数通行券の販売は2月末日で終了。今年12月31日24時で使用もできなくなる。回数通行券は1回750円の通行券15枚で1万円(11%割引)をはじめ、32回、100回の種類があり、好評だった。残っている回数券については払い戻しを実施。ETC割引に移行させることはできない。
また、ETCの前払い割引利用者を対象に、同公社が独自に5.8%の割引を積み増ししていたのがETC特別割引だが、これも1月31日で廃止となる。前払い割引そのものの新規受付登録が終了したことに伴う措置。前払いの残金がある場合は、1月31日移行もそのまま通行料の支払いに充当される。
これで名古屋高速の割引は、ほぼ他の高速道路会社と横並びの割引制度となった。