トヨタ自動車は、26日発表した新型『bB』の国内販売計画をこのモデルのライフサイクルを通じた平均で月5000台とした。初代は約6年間で月4000台強とロングセラー車に成長したが、新型ではさらに上乗せを図る。
渡辺捷昭社長は、「初代モデルを出した時にトヨタらしくないと評されたが、それこそがわれわれの開発の意義だった」と言う。2代目では「若者の生活から切り離せない音楽をテーマとし、よりピンポイントを狙った開発」を目指したとも。
国内市場が低迷するだけに「ネッツ」店の看板車種として若年ユーザーの獲得を図る。当面は「月1万台ペースの受注を目指す」(渡辺社長)と、強気だ。