日産自動車は、ミディアムセダンの『ブルーバード・シルフィ』をフルモデルチェンジし、21日に発表、同日より全国一斉に発売する。「SHIFT_ elegance」エレガンスをシフトする、がキーフレーズ。
「もてなしと気配りのラグジュアリーミディアムサルーン」を商品コンセプトとし、ターゲットユーザーは40代−50代。女性向けのクルマというわけではないが、美しく上質なデザインとその華やかさにより、大人の女性が自ら運転したくなるクルマとして開発された。大人の女性が満足するクルマは、誰にでもよいクルマなのだ。
乗用車の全需要中40%が女性オーナーであり、60%の男性オーナーのうち、さらにその40%が女性パートナーの意見を中心にクルマ選びをするという背景がある。また男性主導でクルマを選んでいても、聞き取り調査をすると女性パートナーの方がクルマについて多くを語る例が多いことから、女性中心にクルマを選択する率は実際はもっと高くなると日産では考えている。
ボディは5ドアノッチバックセダン、エンジンは2.0リットルを主力に1.5リットル、1.5リットル+電気モーターを設定。駆動レイアウトはFF、1.5リットル+電気モーターは4WD(e・4WD)だ。トランスミッションは、2.0リットルエンジン車がエクストロニックCVT、そのほかは4ATになる。
価格は「15S」(2WD、1.5、4AT)の178万5000円から「20G」(2WD、2.0、CVT)の231万円まで。売れ筋は「20M」(2WD、2.0、CVT)か。
販売目標台数は3000台/月、店頭発表展示会は2006年1月7日(土)、8日(日)、9日(月)、14日(土)、15日(日)。