富士重、次期固定翼哨戒機の主翼を初納入

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富士重、次期固定翼哨戒機の主翼を初納入
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富士重工業は、防衛庁が開発を進める次期固定翼哨戒機『P-X』の主翼(全機静強度試験機用)を同社宇都宮製作所から川崎重工岐阜工場に初納入したと発表した。

同機体の主翼は、中央翼に結合すると全体で約35メートルの幅になり、先に納入した同時開発中の次期輸送機『C-X』主翼との一部部品や治工具の共用化を考慮して設計・開発した。主翼はC-Xと同様、左右に分けた状態で特別なコンテナに収納して輸送した。今後は川崎重工がが全機静強度試験機に組み込み防衛庁の各種試験が実施される。

P-XとC-Xは、現在の哨戒機『P-3C』と輸送機『C-1』の後継機種として防衛庁が2001年度から2機種同時開発を進めている。2007年度の初飛行を予定しており、富士重は主翼と垂直尾翼を担当している。

《レスポンス編集部》

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