三菱自動車は、同社の第3位の大株主だったフェニックス・キャピタルが運営するファンドが三菱自の株式約5億2500万株をJ.Pモルガン・セキュリティー・リミテッドに売却したとの報告を受けたと発表した。
J.Pモルガンは、フェニックスから売却を受ける前に三菱自動車株式3258万0433株、0.72%出資する株主だったが、今回の三菱自株式の取得で、出資比率は11.35%となり、三菱重工、三菱商事に続く第3位の株主となる。
筆頭株主の三菱重工の出資比率は11.82%だが、三菱重工は今月中に優先株を普通株に転換して出資比率を15%とし、持分法適用会社にする方針だ。
フェニックスの三菱自の保有株式は5000万株にとどまる。