高速道の対距離運賃、意見---改革以前に不満が多い?

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高速道の対距離運賃、意見---改革以前に不満が多い?
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首都、阪神の高速道路会社2社が、対距離運賃制導入のために行った意見募集の集計結果が29日、公表された。距離に応じた料金制度は受け入れられているようだが、利用者は諸手をあげて賛成しているわけではない。

「一定の距離を超えた部分については負担軽減措置が必要」という意見が、首都高速では586通、阪神高速では223通も寄せられていて、通行料金が距離により上限なく上昇することへの警戒感を示している。

また、制度改革以前に、阪神高速では、特に通行料金に対する不満が強いようで「値下げせよ」(65通)、「経営合理化に努めるべき」(60通)という厳しい意見もあった。

対距離運賃制の導入はETC車載器の搭載が不可欠だが、首都高速では「車載器設置費用の引き下げ」(104通)や「二輪車ETCの早期実現」(107通)を望む声が特に目立った。

《中島みなみ》

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