筆頭株主がGMからトヨタ自動車になったが、トヨタは過去にWRCを戦っていた企業でもあるのでスバル富士重工のラリー活動に影響はない……。2005年PWRCチャンピオン新井敏弘選手の凱旋記者会見(16日)でSTI社長の桂田勝氏は断言した。
FIAが表明しているWRCの2007年シリーズを2007年1−5月にする案については、現状では年度の区切りが変わるのみで、活動に大きな影響はないと考えているとのことだ。現段階ではシリーズの期間が発表になっているだけで、何戦になるのかなど詳細は未定だ。判断できないということだろう。
新井選手のシリーズチャンピオンの価値は、「スバルのクルマは、量産車で世界でいちばん速くて安全なクルマであることを改めて証明してくれたことにある」と語った。