フォードがSEMAで発表した『GT』スーパーカーのオープンカーバージョン、『GTX1』の詳細が明らかになった。開発を担当したのは、フォードのSVTエンジニア、キップ・イーウィング氏。
開閉式ルーフは4つのパネルに別れており、開閉の状態によって「クーペ」「コンバーチブル」「Tトップ」など、異なった感覚を楽しむ事ができるという。このフレキシブルルーフとその格納スペースを確保するためにGTX1の後部にはスピードスタースタイルの膨らみが付け加えられている。
インテリアの特徴は1GBの容量を持つMP3プレーヤーが装備されていること。自分のコンピュータをUSBポートでドッキングさせ、ミュージックライブラリをそのままカーオーディオにコピーすることが可能だ。
フォードによると、GTX1は今すぐにもオーダー可能なクルマだという。まずGTを購入し、GTX1のカスタムを担当したジェナディ社(http://vgdauto.com/)にレトロフィットオーダーを出せば、GTのパワー、エンジンを損なうことなくオープントップにすることができる。