中国GP予選で9番グリッドながら3位表彰台を獲得したトヨタのラルフ・シューマッハ。2度目のセーフティカー時にピットインしないという判断が功を奏し、大きく順位を上げたラルフ。
結果的には3位を走行していたジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)がピット進入時の速度違反でドライブスルーペナルティを受けるという幸運も手伝い、ハンガリーGPでの3位に続き今季2度目の表彰台を経験した。
「すごく難しいウィークエンドだったよ。マシン自体もドライビングが厳しかった。とくに予選がね。でもセーフティカーのタイミングが運良くあたったね。作戦も良かったし、チームもピットストップでいい仕事をしてくれた。おかげでうまく行ったよ」とラルフ。
この結果によりドライバーズ・チャンピオンシップでチームメイトのヤルノ・トゥルーリ(43ポイント)を2ポイント上回り6位に順位を上げた。