トヨタ自動車は12日、カナダのオンタリオ州でカナダ第2工場の鍬入れ式を行い、工場建設に着工した。北米の供給力を高めるもので、第2工場は2008年から『RAV4』を年10万台生産する。
トヨタのカナダ工場(TMMC)は、1988年に操業しており、第1工場のケンブリッジ工場は『カローラ』やレクサス『RX330』などを年25万台生産している。第2工場は同州ウッドストック地域の約400万平方メートルの敷地に建設する。生産開始時には1300人の従業員を採用する計画。
鍬入れ式には渡辺捷昭社長や現地トヨタ関係者、カナダ連邦政府のポール・マーチン首相、オンタリオ州のダルトン・マクギンティ首相らが出席した。