日本自動車輸入組合が発表した2005年上半期(4−9月)の輸入車販売台数は、前年同期比0.7%減の13万1041台で、2年ぶりに前年同期を下回った。外国車メーカーは堅調だったものの、日本メーカーの海外生産車が低迷したのが主因だ。
外国メーカー車は同2.9%増の12万1975台とプラスだった。メルセデスベンツやBMW、アウディなどの高級輸入車の販売が好調だったのが主因だ。フォルクスワーゲンやプジョーなど、小型車が中心のブランドは低迷した。
日本メーカーの海外生産車は同32.9%減の9066台と大幅に落ち込んだ。前年にトヨタ自動車の『アベンシス』の販売で需要が増えた反動が現れたかっこうだ。
車種別では、乗用車が同0.7%減の12万9223台で微減、貨物車が同1.2%増の1813台だった。