新型ホンダ『シビック』(22日発売)から採用が始まった2DIN-HDDナビは、インターナビ・プレミアム対応のナビとしては最新の機能を盛り込んでいる。基本的には今年5月にデビューした新型『ステップワゴン』に搭載されたものと同じで、機能的には何ら変わらない。
インターナビ・プレミアムクラブ対応のカーナビは、プログレッシブコマンダーで操作するという印象が強いが、これが採用されているのはミニバン系列のみ。セダンやステーションワゴンでは一部の上位モデルを除いて2DINが一貫して採用されている。モジュールタイプはステップワゴンから一足先に第2世代へと入れ替わったが、これを追う形で2DINタイプも第2世代になったというわけだ。
現在の第1世代型の2DINナビがモデルチェンジを機に、すべてこれに入れ替わると仮定したなら、このモデルこそがインターナビ・プレミアムクラブ対応ナビの標準機といえるのではないだろうか。
DVDドライブも搭載しているので、ナビモニターを使って映像コンテンツも楽しむことができる。音楽CDのリッピング機能も有しており、さらにはTOC情報を元にCDDBからタイトルの獲得を通信経由で直接行えるというのも特長のひとつ。通信ナビとしての本領はこうした場面でも生かされている。