東洋ゴム工業、空荷トラックを削減してCO2削減

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東洋ゴム工業は、物流部門でのCO2排出量削減のため、トクセン工業、楠本運送と新たな物流を導入することで合意したと発表した。

現在、トクセン工業は兵庫県小野市から東洋ゴム工業桑名工場にタイヤの部材となる特殊鋼線を毎日納入しており、一方で東洋ゴム工業は桑名工場から小野市に近い神戸市西区に新設した「トーヨータイヤ関西配送センター」に毎日タイヤを配送する予定。

従来は調達物流と製品物流が個別にトラックの配車を行っていたため、桑名工場に納入する車両は空で帰り、タイヤを積む車両は空で工場に入っていた。今回の3社の合意で、今後、工場に入ってきた納入車両にそのままタイヤを積むことで、トータルでの積載効率を向上し、工場への出入り車両を削減する。これによって2004年度物流部門でのCO2排出量が約2.3%削減が可能となる。

同社は国内事業所からのCO2排出量削減目標を、「中期経営計画05期間中に1万5000トン削減」、「2010年末までに1990年比12%削減」としており、今後も積極的に環境負荷の削減に取り組むと、している。

《レスポンス編集部》

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