汎用OS時代のカーナビ商品企画とは……。新社会システム総合研究所とIRIコマース&テクノロジーは、9月29日(木)、東京の明治記念館においてセミナーを開催、カーナビ版ウィンドウズの採用拡大やユーザーニーズ拡大がカーナビの商品企画にどのようなインパクトを与えるかを検証する。
「2005年はカーナビの出荷台数が登録車の出荷台数を追い抜く見込みです。いっぽうカーナビとAVとの統合の流れは急で、普及に加えてハンズフリー機能など多機能化の流れが同時に進んでいるところが、カーナビ市場全体を混乱させています」(新社会システム総合研究所鉞田氏)
カーナビの多品種化と多機能化の流れをうまく汲み取って、爆発的にシェアを拡大しているのが、マイクロソフト社のカーナビ専用OS「Windows automotive」だ。
マイクロソフトはこの夏、バージョン5.0をリリースすると同時に、世界に向けて「windows mobile for automotive」というもう一つのクルマ専用OSをリリースすることで、その足場を盤石にしようとする。
今回のセミナーでは、1部:ユーザーニーズの分析と提言、2部:カーナビマーケットの読みとアプローチ、3部:カーナビインターフェイス、そして4部:カーナビの進化と市場の行方について考察する予定だ。
講師は、1部:ITSジャーナリストの神尾寿氏、2部:マイクロソフト社平野元幹ITS戦略統括部長、3部:イード社の山口優チーフコンサルタントの各氏。そして4部は神尾氏と平野氏によるディスカッションとなる。
セミナー:汎用OS時代のカーナビ商品企画とは
●日時:9月29日(木) 13:00−18:00
●会場:明治記念館 東京都港区元赤坂2-2-23
●プログラム
1部:ユーザーニーズ分析と提言
/神尾寿氏(ITSジャーナリスト)
2部:カーナビマーケットの読みとアプローチ
/平野元幹氏(マイクロソフト社)
3部:カーナビインターフェイスについて
/山口優氏(イード社)
4部:カーナビの進化と市場の行方について考察
/神尾寿氏、平野元幹氏