9月12日に始まるIAA:フランクフルトモーターショーでは、キャデラックの中型サルーン『BLS』がワールドプレミアを飾る。BLSでは、ガソリンエンジンのほかに、キャデラックとしては初のターボディーゼル・エンジンを搭載したモデルも登場する。
ディーゼルエンジンは、1.9リットル4気筒コモンレール式直噴ターボエンジン(150hp)で、ヨーロッパの排ガス規制ユーロ4に適合している。ガソリンエンジンは、2.0リットル4気筒(175hp、210hp)と、2.8リットル6気筒ツインスクロール・ターボエンジン(255hp)のバリエーションがある。
フロントエンジン前輪駆動レイアウトで、ギアボックスは、MT、ATともに5速と6速が用意されている。
デザインは、GM副社長のエド・ウェルバーン氏が率いるチームが担当。フロントとリアの垂直方向のライン、フロントグリルのV字のライン、宝石のようなヘッドライトが、BLSの力強いイメージを際立たせている。
内装では、レザー仕様のステアリングホイール、アナログ式の時計、DVDナビゲーション・システム、BOSEのオーディオシステム、携帯電話のハンズフリーシステムなどが装備されている。