国土交通省の北側国土交通大臣は、日本道路公団の現職理事が逮捕されたことに関して、コメントを発表した。
日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁工事の入札に関して、独占禁止法違反幇助及び背任の容疑で、公団理事の金子恒夫容疑者が東京地検特捜部に逮捕されたことについて「現職の副総裁に続き、理事という要職にある者が逮捕されたことは、国民の信頼を著しく裏切るものであり、極めて遺憾である」
「日本道路公団総裁に対して、検察当局の捜査に全面的に協力し、徹底して膿を出し切るとともに、二度とこのようなことが起こらないように、再発防止策を早急に取りまとめ、直ちに実行に移し、一刻も早く国民に対する信頼の回復を図って頂きたいと考えている」としている。
近藤総裁への責任は追及しない方針で、国土交通省としての監督責任も不明瞭なままなコメントとなった。