2006年の“パリダカ”ダカールラリーに備え、VW=フォルクスワーゲンは13日から18日まで北アフリカのチュニジアでテストを行ない、ワークスドライバーとして契約したカルロス・サインツが「トゥアレグ」で初めて本格的に走り込んだ。
WRC=世界ラリー選手権で26勝し、2度の年間王者に輝くサインツ(現シトロエン)は、ユタ・クラインシュミット、ブルーノ・サビー、ジニール・ドゥビリエらとともに6日間のテストに臨んだ。
「砂丘の中を走って、キャメルグラスの間を抜けていくのは、まったくの新しい経験だ」とサインツは語る。「最初のテストランとしてはうまくいったと思うが、トゥアレグや土地になじむまでは、まだ時間が必要だ」