トヨタ自動車は6月30日、北米で7番目の車両組み立て工場となるカナダ第2工場の建設を発表した。2008年から小型SUVの『RAV4』を生産する。当初の生産能力は年10万台。
新工場はオンタリオ州にあるTMMC(トヨタモーター・マニュファクチャリング・カナダ)の第2工場となり、既存工場に隣接する同州ウッドストック地域に建設する。
投資額は約8億カナダドル(約712億円)で、新たに1300人の雇用を見込んでいる。TMMCは1988年11月に生産を開始し、2003年からは海外では初となるレクサス車『RX330』の生産も始めている。現在の生産能力は年25万台。
また、北米でのトヨタの生産能力は現在年151万台だが、06年に稼動する米国テキサス工場と今回のカナダ第2工場を加えると年176万台に増強される。