アメリカンホンダでは、毎年NHTSAが行っているクラッシュテストの結果を、2006年モデルの新車から販売時に表示することを決定した。
通常ディーラーで販売される新車には燃費や価格などの表示義務があるが、それに加えて星5つで表されるクラッシュテスト結果を表示する。対象となるのはホンダ、アキュラで販売されるすべての新車モデル。
アメリカでは現在このクラッシュテスト結果の表示を義務づける法案が検討されているが、ホンダはその法案決定前に自主的にテスト結果を表示する初めてのメーカーとなる。
この表示義務づけ法案には反対しているメーカーもあるが、現在連邦政府上院では義務づけを可能にするためにNHTSAのテスト期日そのものを前倒しにし、ニューイヤーモデルが登場する前に表示が徹底できるようにする、など対応策を検討中。
今回のホンダの決定が他のメーカーにどのような影響を与えるのか、興味のあるところだ。