23日にマイナーチェンジを行ったマツダ『アテンザ』のインテリアは、マイナー前に比べて大幅に洗練されている。最も目立つところでは、センタークラスターのパネルがシルバー塗装だったものを、グレードによって色合いを変えている点。
2.0リットル車ではダークグレイを採用し、2.3リットルではブラッシュラインと呼ばれるスポーティなメタリック調パネルとしている。そして新たに設定された、サンドベージュの本革シートを標準装備した、ラグジュアリーグレードの「23EX」にはブラックウッド調パネルが装着されている。
アテンザの開発を担当したプログラム開発推進本部、黒岩光利さんは「今までセンターパネルは、シルバー一色で子供っぽいという声も多かったので、マイナーチェンジを機にグレードによって使い分けることにいたしました。そうすることで各グレードごとの個性を高め、同時に質感も向上したと思います」とコメント。
他にも新しくなったアテンザには、メーターにシルバーリングを追加し、運転席以外のドアにはインナードアグリップを追加するなど、質感と機能性を高めている。
また、新装備としてメモリー機能付きのパワーシートを上級グレードに標準装備し、レインセンサーワイパーやオートライト、アドバンスキーなどをオプション設定している。
さらにはクルーズコントロールやテレスコピックステアリングなど、海外向けに装備されていたアイテムを日本仕様にも展開するなど、基本装備の充実を図り、より使い勝手も向上させている。