【新聞ウォッチ】トヨタ渡辺新体制、ファションセンスにも注目

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今日の朝刊から---気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年6月27日付

●三菱重工、天下り受け入れ中止 橋梁部門部(読売・39面)

●景気 雲消えぬ中 再離陸 好業績、家計にも恩恵(日経・1面)

●ゴーン後、自立の重圧 役員たちの群像、「不変の日産」に挑む(日経・9面)

ひとくちコメント

踊り場局面が続く日本の景気だが、きょうの日経の景気動向調査によると「雇用、賃金の改善をテコに個人消費に明るさが出始めている」と楽観的な分析をしている。踊り場局面からの脱脚に向け、少しずつ歩を進めているという。

一方、読売の100社を対象とする景気アンケート調査でも「企業の景況感はやや改善した」と判断、しかし、「景気が本格的な回復軌道に乗っている」との回答は前回に続いてゼロだったという。

それぞれの業種こどの経営者はどう判断しているのか。日経は東京トヨペットの神谷昭男社長ら「経営者の目」を掲載しているが、神谷社長によると「足元の自動車販売は2カ月連続で好調、ハイブリッド車と小型バンなどの商用車の伸びが目立つ」としている。

また、帝人の長島徹社長は「クールビス」が衣料繊維事業の追い風になりそうだとコメント。折から、きょうの午後、トヨタ自動車は渡辺捷昭新社長ら新経営陣の記者会見を開くが、渡辺社長以下、出席者全員が「クールビス」を披露する。新体制はファッションセンスも問われそうだ。

《福田俊之》

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