環境省は17日の閣議に05年版の『環境白書』と『循環型社会白書』を提出した。環境白書では京都議定書を採りあげ、地球温暖化対策の必要性を力説。環境保全には「人づくり」と「仕組みづくり」が重要と指摘した。環境税については、政府の税制調査会など関係会議体の結論を紹介し「真摯に総合的な検討を進めていくべき課題」と記述するにとどめた。