道路システム高度化推進機構(ORSE)は、ETC車載器のセットアップ累計が6月1日に700万台を突破したと発表した。2002年4月に本格的サービスを開始してから4年1カ月あまりで、700万台に到達したことになる。
ORSEでは、4道路公団や各道路事業者の料金割引の拡充やETC専用レーンの拡大、車載器の低廉化・ビルトインスタイルなど車載器の選択範囲の拡大、ETCセットアップの取り組みの多様化などが急激な普及につながったと判断している。
また4月末より「車載器リース制度」も開始したことで普及に拍車がかかるとも、ORSE では考えているようだ。
その結果、全国の1日あたりのETC利用率は、42.2%と高い水準になってきた。特に首都高では、48.7%と2台に1台がETCを利用していることになる。