新型ホンダ『ステップワゴン』(5月26日発表・27日発売)は従来車のように回転対座が可能なタイプと、ラゲッジスペースを大きく作ることができる、2種類のセカンドシートタイプが用意されている。
標準仕様はワンタッチで前方に跳ね上げることができるタンブル式が採用されている。タンブル式はシートがベンチシート状になっているので、セカンドシートに多く人が乗る人に適しており、さらにサードシートへのアクセスも楽になる。
回転対座が可能なチップアップ&スライドタイプは、先代では左端のシートは回転せずに補助席のような感じだったものを、新型では左側のシートの大きさを通常サイズまで拡大し、3名分全てか回転できるようになっている。
さらにチップアップ機能もセカンドシート全てに設けられたので、回転対座シートのデメリットはほとんど無くなった。セカンドシートをたたんだ状態の荷室長もタンブルが1675mm、チップアップが1660mmとわずか15mmの違いになった。
この充実したチップアップ&スライドシートは、2.0リットルの「B」を除いた全車にオプション設定される。先代は対座が標準でベンチシートがオプションだったが、新型では回転対座がオプションとなっている。