搭載される1.6リットルエンジンは、『C3』や『C2』にも採用されているタイプと同じで、110ps/15.3kgmを発生。組み合わされるミッションはシーケンシャルマニュアルモード付きの4ATとなる。
シトロエン・ジャポンマーケティング部 野口富生さんは「『C4』セダンの1.6リットルエンジンは2000回転でトルクの約90%を発揮する扱いやすいエンジンです」と説明する。
「ベースモデルという扱いになりますが、一般的な使用条件なら1.6リットルでも充分に対応してくれると思います。またセダンの2.0リットルは『C5』に搭載されているエンジンと同じタイプで、市街地から高速までゆとりのある走りが可能です」とコメント。
実際にセダンの1.6リットル車に乗ってみると、確かに低速トルクが厚く扱いやすい。高回転まで回して楽しいエンジンではないが、市街地メインで乗るなら、この程度も充分だろう。
2.0リットル車は6月1日発売、1.6リットル車は同11日発売。