【三菱 CU-H9700】ドラコンのメリットは走行中にあり

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三菱『CU-H9700』は、ドラコンと呼ばれるステアリングリモコンを装備。画面を注視することなく、ルート設定の設定はもちろん、ミュージックフォルダに収録した曲の選択なども可能となっている。

ドラコンには通常のリモコンよりもクリック感のあるボタンを採用。ボタンを操作するたびに本体側から音声によるフィードバック(選択した操作項目などの読み上げ)がなされるようになっており、これによって画面を見ることなく任意項目の選択ができる。

事前に登録した地点や周辺施設の検索などを目的地として設定する場合にはドラコンのショートカットキーを使い、それ以外の場所を目的地に設定する場合には運転者の音声で設定する。

発話ボタンもドラコンにあり、これを使った場合には通常のメニュー画面から検索するのと同等のコントロールが可能だ。

メーカーの説明員は「慣れてくれば画面を一切見なくても使えます」と話し、デモンストレーションにおいてもインダッシュモニターを収納して画面が見えない状態でコントロールできることを証明していた。

このときには事前に登録した場所から任意の目的地を選び、途中のファーストフード店に立ち寄る設定を行ったが、目的地の名称や店舗名も読み上げがなされるため、特に問題がなく設定できる。

記者自身も試してみたが、特に違和感を感じることなく、操作や設定ができることを確認している。

また、会場でのデモンストレーションでは試すことができなかったが、ドラコンを使ってコントロールする場合には、クルマが走行中であっても目的地や経由地の設定ができるようになっているという。

CU-H9700は他のカーナビ同様、サイドブレーキを引いた状態(車両停止状態)でない場合には、いくつかの機能制限が生じるものの、ドラコンでの操作は「前方を注視する必要がない」ことを理由にこれらの制限が無くなっている。

クルマが走行中の場合、画面は地図表示(現在位置表示)に固定されるので、音声フィードバックのみとなるが、問題なく操作できるのは前述のとおり。他のナビにはない本機だけの特長ともいえる点だ。

《石田真一》

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