スズキの津田紘社長は16日の新型『エスクード』発表会見の席上、同モデルによるテコ入れなどにより、国内の登録車販売を「早期に年12万台へと引き上げたい」と述べ、新たな中期目標を提示した。
スズキの国内登録車販売は、2005年度に約7万2000台(前年度比12%増)と初めて7万台を突破した。昨年投入した『スイフト』が好調に推移しているほか、販売網も一部の三菱自動車系ディーラーによるスズキ車の取り扱いなどで拡充している。
06年度は8万台が目標。また、同社は今年度から2009年度までの中期5カ年計画に着手している。国内営業本部長の桐山京平専務は、12万台の達成時期について「5カ年中期計画の間のできるだけ早い段階を目指す」と述べた。