4月1日から始まった日本道路公団(JH)でのマイレージ。10月に行われる民営化までの間、ポイント2倍キャンペーンを実施中だ。これも一種の割引制度ということになる。ETCユーザーが気になるのは「前払い割引制度」と、どっちが得かということだろう。
マイレージを利用した場合、東名などの高速道路と一般有料道路とではポイント数が異なる。キャンペーン中は、高速道路の場合は50円につき、一般有料道路の場合は100円につき、それぞれ2ポイント付くことになる。
したがって高速道路で最大で24.2%、有料道路で13.8%の割引を受けることができる。キャンペーン終了後は高速道路で13.8%、有料道路で7.4%となる。いっぽう前払い割引制度では高速道路、有料道路とも最大13.8%の割引を受けることができる。
ということは、マイレージのキャンペーン中に高速道路を多用する人は、前払い割引制度よりもマイレージを利用した方がお得ということもあるわけだ。これから前払い割引を利用としている人は、10月の民営化まで待つことを検討した方がいい。
なお、前払い割引制度の残高がある場合、前払いからの支払いが優先されるので、マイレージのポイントは付かない。