日産自動車は、キャブオーバー型トラックの『アトラス20』CNG車(圧縮天然ガス自動車)を一部改良し、10日から発売開始した。
アトラス20はいすゞ自動車からのOEM(相手先ブランドによる生産)供給車。
今回の一部改良では、燃料噴射システムにマルチ・ポイント・インジェクション(MPI)方式を採用した新型4.6リットルエンジンの搭載して環境性能を更に向上させ、新長期排出ガス規制に適合させた。CNG車の最大の特徴であるクリーンな排出ガス性能を一層向上させるとともに、クラストップレベルの動力性能を実現した。
CNG燃料ボンベの容量増大化し航続距離を延長したほか、排気ブレーキを全車に標準装備するなど、商品力の向上を図った。
このほか、マニュアルトランスミッションをベースに、クラッチ操作、シフト操作を完全自動制御し、快適性と経済性を両立するスムーサーオートシフトをオプション設定した。
価格は479万0100円(東京)。