トヨタブランドを求める新社会人は41%。この数値は新車市場におけるトヨタのシェアとほぼ同じである。クルマ買い取りの大手、ガリバーインターナショナルが運営するガリバー自動車流通研究所が、新社会人に対して意識調査を行なった。
この1年程度の間にクルマ購入の具体的な予定がある新社会人は3割。やはり「就職前後にクルマを買おう」と考えている若者は多い。
問い:入社後、自家用車を購入するとしたら、あなたはどのメーカーのクルマが欲しいですか(1つだけ回答)
1:トヨタ 41%
2:日産 19%
3:ホンダ 13%
4:マツダ 4%
5:スバル 3%
ここで、購入の予定がある3割に限定して欲しいメーカーをクロス集計してみると、トヨタが35%に減少するのに対し、ホンダが16%、マツダが7%とポイントを伸ばす。
なんとなく「買おうかなあ」と思っている新社会人は、市場シェア通りトヨタを指向する。いっぽう「よし買うぞ」と決めている新社会人は、風向きが若干異なるというわけだ。
調査対象は今年の春に新社会人として就職する人で、自動車に興味のある18−24歳。有効回答数は300人(調査協力:インフォプラント)。