日本自動車工業会は、2004年(暦年)の日本メーカーの海外生産車の統計を発表した。
2004年度の海外生産車は、各社が米国や中国、アジアでの生産を拡大したため、前年度比13.8%増の979万7551台となって大幅に伸びた。このまま成長すれば、国内生産台数を抜くのは時間の問題だ。
地域別では、アジアが同21.0%増の363万8978台と急増した。各社が中国やタイでの生産拡大・進出で大幅に増えた。米国も同11.4%増の314万3603台と2ケタのプラスだった。欧州は同8.7%増の145万4903台と順調だ。
マイナスとなったのは大洋州だけで同15.3%減の12万5726台だった。