日本自動車工業会が発表した2004年度の自動車輸出実績は、前年度比4.3%増の497万8787台で、3年連続で前年を上回った。
車種別では、乗用車が同3.6%増の423万1801台だった。このうち、普通車は同3.4%増の276万6536台、小型車が同4.0%増の146万4160台とともに順調だった。トラックは同7.2%増の68万6927台だった。普通トラックは同5.6%増の58万9372台、小型トラックが同17.8%増の9万7428台だった。
生産に占める輸出の割合は46.9%で、前年度と比べて0.8ポイント上昇した。
輸出の地域別では、アジア向けは同8.1%減となったものの、欧州が同7.8%増、大洋州が同8.9%増となるなど、伸びた。北米は同0.3%減と微減だった。