マイナーチェンジで『DS110』となったパナソニック・ストラーダのポータブルモデル。シルバー、ブラック、ブラウンという3色のカラーバリエーションについても『DS100』から継承されている。クルマの内装色に合わせて、同一機種内で色の選択ができるというのもDS110の特徴のひとつだ。
外観上の変化はないが、メニュー画面に表示されるアイコン類は明快なデザインなものとなった。ボタンの中に簡略化された項目別のイラストが描かれており、このボタンが何の機能かというのが一目でわかる。これによってマイナーチェンジ前のモデル(DS100)よりも使いやすさが向上した。
ハード面は基本的にDS100と同一。改良はソフトウェア中心に進められており、ハード面の改良も一緒に行われた『DV155/DV255』とはこの点が異なる。自律航法ユニット(SALAS)搭載や、地図のドット・バイ・ドット表示が見送られたのは、このあたりに理由があるとみられる。