ルノーのF1ドライバー、ジャンカルロ・フィジケラが17日、地元ローマのキルクス・マクシマスでF1マシンのデモランを実施した。あいにくの悪天候ながら会場に詰めかけた2万5000人ものローマっ子は大熱狂した。
2000年前、当時最速の乗り物だった四頭立て馬車がホイール・トゥ・ホイールの熱戦を繰り広げた歴史的価値あるその場所で、900馬力を誇るルノーF1マシンに乗ったフィジケラは1.2kmのトラックを12ラップ走行。
「僕の地元でこんなことをするのが夢だったんだ。完璧とは言えない天気のなか、このロードショーを見に来てくれた全ての人に感謝したい。このデモンストレーションを見るために家族、友人、ローマの人々が集まってくれて、僕にとって最高の日になったよ。彼らも楽しんでくれてたら嬉しいな!」と興奮気味に感想を語ったフィジケラ。
ルノーでは今後もヨーロッパ各地でこのようなデモンストレーションを行っていく予定。