フェラーリに続き、不本意な開幕数戦を過ごしているのがB・A・R・ホンダ。マレーシアGPではスタート直後にエンジンブローを喫し、チーム批判を繰り広げたジェンソン・バトンだが、今シーズンの戦いを諦めたわけではないようだ。
「僕らのシーズンはここから始まる。アドレナリンが出ているときは思ったことをはっきり言ってしまう。(チームを批判したことも)間違っていたとは思わない。むしろ正しいことを言ったと思っているよ」
「マレーシアのようなレースの後で、“何も問題はない”と言ったところで何の意味もないだろう。チームのことを真剣に思っているからこそ、厳しい言葉が出るんだ。それまでの準備段階が順調だっただけに、ああいうトラブルはがっかりする」
「今僕らに必要なのは信頼性。ホンダは問題を即座に解決してくれたし、新しい『007』シャシーは表彰台に値するマシンだよ。反撃の準備は整いつつある」と、今週末のバーレーンGPでの巻き返しを誓っていた。