環境省は29日、「平成15年度自動車交通騒音の状況」をまとめた。騒音規制法に基づき、都道府県や政令市など169地方公共団体に騒音測定や基準値の達成状況調査などを求め、結果をまとめた。
高速や国道、市町村道など総延長1万2073km分について、道ばたから50m以内の239万5000戸を調査したところ、昼夜とも環境基準を満たしていたのは80.7%の193万3000戸、夜間に基準値を超えていたのは18.4%の44万戸だった。
この調査結果は2000年からまとめているが、基準達成状況はおおむね横ばいという。同省は結果をネット上の「全国自動車交通騒音マップ」で公表している。