【トヨタ ハイブリッド 新型】ハリアー/クルーガー の環境性能

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【トヨタ ハイブリッド 新型】ハリアー/クルーガー の環境性能
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トヨタ『ハリアー/クルーガーハイブリッド』の特徴は、高い動力性能と燃費性能を両立させたことにある。0-100km/h加速7.8秒という駿足を持ちながら、10・15モード燃費は実に17.8km/リットルをマーク。

この数値は同モードで10km/リットルを下回っているオーバー3リットル級のなかで突出したものであるばかりか、1.5リットル級の『カローラ』セダンATの17.2km/リットルをもしのぐ数字だ。

実走行における燃費は不明だが、高電圧化によって熱損失が減少したハイブリッドシステム、アイドリングストップ機構、さらに回生ブレーキで回収したエネルギーも使用できるインバーターエアコンなど、『プリウス』で得られたノウハウが大いに生かされている。

とくにストップアンドゴーの多い都市部において、プリウス同様、相当に良い数字を記録することが予想される。

平成22年度燃費基準+5%は楽々クリア。エンジンの排ガスについても平成17年度排出ガス基準75%低減、すなわち4つ星を獲得しており、取得税や自動車税などの税制優遇をフルに享受できる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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