ホンダ、05年末までに環境負荷4物質の削減・全廃へ

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ホンダは15日、毒性があり環境負荷の大きい鉛、水銀、カドミウム、6価クロムの重金属4物質について、2輪車を含む国内生産車では2005年末までに業界の自主削減目標を前倒しで達成する方針を発表した。

業界の自主目標は日本自動車工業会が設定しているもので、鉛については06年からは96年比で台当たり使用量を10分の1以下にするなど物質ごとに示されている。ホンダはすでに鉛と水銀については、今年1月までに自主目標を前倒しで達成している。

残る6価クロムとカドミウムについては、それぞれ07年末、06年末までに使用を全廃する目標となっている。ホンダは今回、これらについて1−2年前倒しとなる05年末までに原則、全廃することを決めた。6価クロムについては『S2000』の一部部品のみについて06年にずれ込む見通し。

《池原照雄》

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