【新聞ウォッチ】トヨタが老人ホーム事業参入、「ゆりかごから墓場まで」

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年2月24日付

●顔:世界最速の電気自動車開発を目指す、中島徳至さん(読売・2面)

●ひと:愛知万博に参加する121カ国を束ねるフランス政府代表、ベルナールさん(朝日・2面)

●日産、女性管理職「3年で3倍」ゴーン社長、80人増計画(朝日・3面)

●産業界、負担増に危機感、温室効果ガス削減目標を公表、民生部門の伸び誤算(朝日・12面)

●ドバイに日本製中古車市場、自由貿易区オープンへ(朝日・12面)

●トヨタ製 老人ホーム、社員の親 市民受け入れ(朝日・13面)

●三井物産データ捏造問題、都、20億円賠償請求(朝日・35面)

●三菱重と三菱自動車、燃料電池車共同開発へ巨額負担、節約狙い(毎日・80面)

●バイクも「カーナビ」ホンダが開発(産経・8面)

●ホンダ「インサイト」燃費ランク首位に、04年(東京・8面)

●利用促進へ「割引作戦」ETC渋滞緩和効果はっきり(東京・11面)

●マツダ、国内販売網拡充、6−7年計画、新規100店、採用1.5倍(日経・13面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が有料老人ホーム事業への参入を検討しているという。きょうの朝日などが取り上げているが、春の労使交渉に関する説明会で、松原彰雄専務が明らかにしたという。

それによると、2年先にお膝元の豊田市内に建設し、自社で経営するトヨタ記念病院と連携して運営するというもの。

少子高齢化が加速し、女性や高齢者を積極雇用する動きを強めており、在宅介護が困難な高齢者を抱える社員に対する配慮や地域貢献の一環が狙い。トヨタでは働く女性らを支援するために企業内に託児所を設置している。

トヨタのあるOBからは「トヨタ住宅に住み、トヨタベッドで寝て、トヨタ車で移動、娘をトヨタに就職させ、結婚相手もトヨタマン」という話を聞いたことがあったが、「ゆりかごから墓場まで」社員や地域住民はトヨタなしでは生きられないようだ。

《レスポンス編集部》

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