二輪車ETC、日本無線が日本初の供給元に
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「供給者となったことは光栄に思っている。今は選ばれたばかりなので、今後4月中旬の第一次供給を目指して、これから製品を詰めていく段階だ。四輪車のようなボディのない二輪車用ETCは、条件面で厳しいものがあると覚悟しているが、当社は防水携帯電話などを開発した実績もあり、各部門の技術を集めて、よりよい二輪車ETCを開発したい」(同社広報課)
二輪車ETCは、10月の公団民営化と同時期に実用化を目指しているが、その実施の準備段階として、4月からの試行運用が予定されている。日本無線は、その試行運用のため二輪車用ETC車載器を供給する。
二輪車ETCは、四輪用とは違う高い防水、防塵性や耐震動が求められ、製品のの目途が立っていなかった。試行運用の供給者が決まったことで、実用化への大きな一歩を踏み出したことになる。