自動車リサイクル、御難続き
1月1日からスタートした自動車リサイクル法。このほど、輸入車を含む自動車メーカー15社分のリサイクル料金の間違いが発覚。本来の料金より多く徴収してしまった分が3000台、逆に少なかった例が2500台あるという。
このうち多く徴収したケースについて、各社はユーザーに返金する方針だが、少なかったケースについては「制度上、手続きが煩雑になる」(トヨタ自動車)として、メーカー各社が負担するという。
また、自動車リサイクル促進センターのコンタクトセンターには、整備工場などから、リサイクル料金の預託やパソコンの使い方などをめぐって電話が殺到し、つながりにくい状況が続いている。
実務をになう整備業界では「全然つながらない」という不満が高まっており、センターでは対策を検討している。