【新聞ウォッチ】トヨタ、スバルにもハイブリッド車技術を供与

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年2月2日付 

●日産 新型SUV英国で生産へ 来年末から (読売・11面)

●新型ヴィッツ室内空間広く トヨタ発売(読売・11面)

●鋼材価格上昇「価格転嫁せず」トヨタ、張社長(読売・11面)

●三菱自動車 14カ月ぶり新車販売増加、コルトプラス増える (朝日・11面)

●コンパクトカーの陣 続々と新車登場(朝日・11面)

●トヨタ、富士重に供与、ハイブリッド車技術、系列超え北米開拓。(日経・1面)

●社説・後がない三菱自動車再建(日経・2面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が日産自動車などに次いで、米ゼネラルモーターズ(GM)傘下の富士重工業(スバル)にもハイブリッド車の技術を供与するという。きょうの日経が1面トップで報じている。

記事によると、トヨタがスバルに基幹システムを供給、スバルは主要な北米市場でハイブリッド車を主力商品に育てる。スバルも自社の電池技術をトヨタに開放する方針という。すでに、トヨタとスバルは昨年末から実務者レベルで提携の細部を詰めているといわれ、近くトヨタの張富士夫社長と竹中恭二・スバル社長がトップ交渉に入る模様。

三菱自動車を除く大手メーカー各社が絶好調の中で、最近のスバル車も元気がない。“負け犬”にならないためにもトヨタとの接近で元気を取り戻したいところだろう。

《福田俊之》

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