【トヨタ ヴィッツ 新型発表】CDナビだから…と侮るなかれ

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「コンパクトカーのナビ装着率向上」という使命を帯びて、ファクトリーオプションとして設定された『ヴィッツ』のCDナビ。価格は税込みでも10万円をわずかに超える程度だが、センターコンソール一体化により、見栄えは価格以上のものとなっている。

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高速・大容量を自慢とするハードディスク(HDD)や、DVDナビが主流となった現在、改めて「CDナビだ」と聞かされると、ナビ好きにとっては「機能的に見劣るんじゃないか」と感じてしまうことがあるかもしれない。

実際、地図データの収められたCDは東日本と西日本の2枚組となっており、DVDのように1枚で済むわけではない。NTTタウンページ(電話帳)データを含む地域詳細版は全国を7ブロックに分けた別売りとなっており、北海道/東北や近畿、中国/四国と九州は税込みで1枚7875円。東関東と西関東、それに中部は同9450円となる。

ディスクの入れ替えにわずらわしさを覚える可能性はあるものの、これをトヨタが言うように“入門機”と位置づけ、これまでに他のナビを使ったことがない(つまりDVDやHDDではディスク入れ替えの必要がない…ということも知らない)人をターゲットとしているなら、その杞憂も半減するだろう。

肝心の使い勝手といえば決して悪くない。5.8インチの画面は今の本流からすればたしかに小さいのだが、地図のコントラストが高く、意外なほどの視認性がある。3D(いわゆるバードビュー)表示も可能だし、ささやかではあるが、ランドマークの立体表示もなされ、機能的には安価なDVDナビと大差を感じない。タッチパネルの感度も良好で、実際に使ってみると「これで十分」と思わせる。

惜しまれるのは、センターコンソールの見栄えを最優先したためか、モニターの左右にあるナビ操作用ハードキーがかなり小さくなってしまっていることだ。

ユニバーサルデザインを採用したことで、センターコンソール下部にあるエアコンのスイッチ類は大きく、適度なクリック感を与えるものとなったが、ナビの操作を行うハードキーはそれと相反するように小さい。

モニターサイズとのバランスを考えれば、それでも大きく見えるのだが、機能説明が書かれた部分ごと押し込む、大きめなサイズのボタンにしても良かったのではないだろうか。右上にあるハザードランプのスイッチが押しやすいだけに、些細なことではあるがどうしても気になってしまう。

細かい改良が必要と感じる部分はあるものの、このナビに価格以上の価値があることは間違いない。そこにはナビ普及を目指すトヨタの本気であるとか、安くてもイイものを提供しようとする開発陣の奮起が読み取れる。

「CDナビだから…」などと、侮ってはいけない一品だ。

《石田真一》

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