【新聞ウォッチ】トヨタ、シェア過去最高「44.4%」のフィーバー

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年1月26日付

●トヨタ44.4%シェア過去最高(読売・2面)

●三菱自赤字4500億円超、今期、2000億以上の下方修正(読売・2面)

●日産過去最高の一時金要求へ(読売・8面)

●「アメ車」参上 クライスラー300C 来月日本へ、大ヒット車で反撃(朝日・13面)

ひとくちコメント

国内の自動車大手5社がそろって昨年の生産・販売・輸出実績を発表した。

きょうの各紙は実績に基づく分析記事を経済面などに表付きで掲載しているが、その大半はトヨタのシェア(軽自動車を除いた市場占有率)が44.4%と過去最高、世界販売も傘下のダイハツ、日野を含めるとフォードを抜き二年連続の2位をキープしたこと。

一方、三菱自動車は一連のリコール隠し発覚などの影響で国内販売が同30.5%減の25万5221台と大幅に落ち込み、販売台数が1970年の分社以来2番目に低い数字となったことなどを中心にを取り上げている。

トヨタ以外にも日産、ホンダ、マツダも国内販売は前年を上回っており、トヨタが過去最高のシェアを達成したのも、三菱の激しい落ち込み分を囲い込んだことになる。

こうした中、東京は日本勢の2位争いを取り上げており「世界生産台数で日産が4年ぶりにホンダを抜き、2位に返り咲いた」と報じている。

それにしても、トヨタ「44.4%」というぞろ目のシェア、偶然とはいえパチスロならば大フィバーだ。

《福田俊之》

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