スズキが発表した2004年の四輪車生産・国内販売・輸出実績は、世界生産が前年比10.7%増の198万6749台で、2ケタの増加となった。生産・販売実績はこれまで大手5社が発表していたが、スズキも1月から毎月発表することにした。
国内生産は同6.6%増の104万5735台で、初めて100万台を超えた。国内の軽自動車販売が好調だったのが主因。
国内販売は同5.7%増の66万3565台だった。『ワゴンR』や『アルト』が全体を押し上げ、過去最高となった。輸出は同0.4%減の27万3654台だった。欧州・中近東向けは増加したものの、北米向けが低迷した。
海外生産は同15.5%増の94万1014台。インド、パキスタン、インドネシアなどが好調だった。