豊田自動織機、アサヒセキュリティを買収

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豊田自動織機は、小売業、サービス業、運輸業などの集配金・売上金管理、機械警備を行うアサヒセキュリティを買収すると発表した。買収価格は195億円で、完全子会社化する。

豊田自動織機は、物流の企画、物流センターなど、物流全般を一括請負する物流ソリューション事業を展開している。従来の物流とは異なり、生産者から消費者に至るまでの「モノ」の流れの全体最適を追求する独自のビジネスモデルの構築を進めている。

一方のアサヒセキュリティは、ダイエーの子会社でスタートし、小売の店舗側のニーズからの発想で、売上金の精査、銀行入金、適正なつり銭準備など、集配金・売上金管理事業、機械警備事業を展開してきた。

集配金・売上金管理事業のマーケットは、顧客の売上金管理の合理化ニーズ、アウトソーシングニーズを背景に、急速に拡大している。

豊田自動織機は、急速にマーケットが拡大する集配金・売上金管理事業をタイムリーに取り込み、物流に集配金・売上金管理サービスを加えた顧客満足度の高いサービスを展開するため、アサヒセキュリティを買収することにした。

アサヒセキュリティは、豊田自動織機との協業で、業務の効率化や顧客基盤の拡大が可能となると、している。

《レスポンス編集部》

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