オープン型観光バス、中央分離帯に乗り上げる

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オープン型観光バス、中央分離帯に乗り上げる
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18日、東京都千代田区内の都道で、観光バスが中央分離帯に乗り上げ、金属製のポールに衝突する事故が起きた。ポールは対向車線側に倒れ、走行していたワゴン車にも接触している。

警視庁・丸の内署によると、事故が起きたのは18日の午後2時40分ごろ。千代田区皇居外苑付近の都道(通称:内堀通り)で、日の丸自動車が運行する大型観光バス「スカイバス東京」が中央分離帯に乗り上げ、交通流監視用のテレビカメラが設置されている金属製のポールに接触。運転席右側付近を小破した。

また、ポールは対向車線側に倒れ掛かり、走行していたワゴン車とも接触。こちらも車体の一部を損傷している。

この事故でバスの2階席にいた乗客7人と、1階部分にいた63歳の運転手。21歳のバスガイドの女性がいずれも軽傷を負っている。

警察の調べに対し、運転手は「運転席左側に立てかけておいたポットが倒れそうになり、そちらに気を取られてしまった」と供述しているという。警察では業務上過失傷害容疑でさらに調べを進める方針だ。

事故を起こしたスカイバス東京は、ネオプラン製2階建てバスの屋根部を切り取り、日本で初めてオープンエアを楽しめるようにしたもの。昨年9月から運行を開始し、皇居周辺の周遊観光に使われていた。

《石田真一》

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