【日産バリューアップ ! 】2005年から世界70モデルを立ち上げ

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●成否握るモジュール生産方式

日産自動車は、2005年度から新3カ年計画「日産バリューアップ」に着手する。カルロス・ゴーン社長による中期経営計画としては第3弾。

最終年度の07年度にはグローバル販売を420万台(04年度計画338万台)に引き上げる目標であり、この間、世界で28の新モデルを投入する。同一モデルを国内外の複数工場で生産するため、新モデル立ち上げ件数は延べ70。日産にとっては前例のない規模であり、日本メーカーでは最先端を行く「モジュール生産」方式で空前の集中立ち上げに挑む。

モジュール生産は、自動車部品を一定のユニットとして組み上げたものをサプライヤーから調達する方式だ。

インストルメントパネル(インパネ)にメーターやエアバッグ、ステアリング、さらにオーディオ、ナビゲーションなどを組み付けたものは、「コックピット」モジュール。また、車体最前部のプレス骨格にヘッドランプやラジエーター、バンパーステーなどを組み付けると「フロントエンド」モジュールとなる。このほか、内張りやミラーなどを組み付けたドア、さらにヘッドライニング(天井)などもモジュール化されている。

最近まで、日本ではコックピットという呼び方はなかった。インパネやメーター、ステアリングなどの個々の部品は、単体の状態で供給され、車両組み立てラインで組み付けられていたからだ。日産ではコックピットと称しているが、ホンダなどは依然として「インパネ」と呼んでいる。

●成否握るモジュール生産方式
●日産モジュール方式はここが違う
●革新と成功はスカイラインから
●ブラックボックス化から系列化

《池原照雄》

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